1/144　Lockheed XB-30 Constellation

種別：　フルキット
スケール：　1:144
入荷日/(最新入荷日)：　2009/05/09/()

実機解説：
1939年前半、USAAC(アメリカ陸軍航空団）はヨーロッパや極東での戦争勃発を懸念していた。
そのため戦争が始まる前に特別委員会を設置し、ドイツ空軍基地に派遣した。その時のレポートから、ドイツへの侵攻は、他のヨーロッパ諸国よりはるかに困難であることを確信した。
そのためUSAACは、既存のB-17やB-24より積載能力があり、さらに高速で長距離航続可能な爆撃機と兵器の必要性を認識した。
1940年、ロッキードは開発競争のためにModel L249の設計案を提出し、指定XB-30として容認されたが、陸軍は他の主要な航空機メーカー3社にも、設計案の提出を要求した。そして、ボーイングXB-29、ダグラスXB-31とコンソリディテッド XB-32が指定された。
ロッキードXB-30は、当初大型旅客機として開発した L49 コンステレーションを、アメリカ空軍の輸送機としてC-69に改装した機体を基にデザインした。
1941年9月、ボーイングとコンソリディテッドのデザイン開発が先行し、試作機製造を容認され、ロッキードXB-30とダグラスXB-31は、開発競争から退くことになった。