世界の戦車 1915～1945

種別：　書籍

本書は第一次大戦から第二次大戦終結までに世界各国で製作された戦車のすべてを各国ごとの章にまとめ、それぞれの暴騰に生産されたり使用された戦車の開発、生産、採用の概要をしました序文を掲載。それにつづく写真ページでは、各戦車を年代順に載せ、各写真や図版の下には開発の過程と特徴、寸法と諸元(重量･乗員数・武装･装甲･エンジン･出力･速度)を記載。M4シャーマン戦車のように多数の派生型が存在する車両に関しては、その写真説明や注釈にその車両の特徴を記している。ただし、本書に掲載されているのは戦車のみであり、その車体を利用して作られた特殊用途向けの派生型は記載されていない。また、巻頭には原書にない日本語版オリジナルの図解を掲載し、戦車全般の発達史、戦車搭載兵器や対戦車兵器の詳細と用法、その戦術等の図解を加えている。

＜目次＞
序文／ティーガーI型に見る戦車各部の名称と用途／小林源文イラストエッセイ／世界の戦車／オーストラリア／カナダ／チェコスロバキア／フランス／ドイツ／イギリス／ハンガリー／イタリア／日本／ニュージーランド／ポーランド／スウェーデン／アメリカ／ソ連／その他諸国／参考文献／単位換算表／索引
＜著者＞
ジャーマンタンクスの著者の１人でもあるピーター・チェンバレン。軍事関係の著作で有名な英国のクリス・エリスは各国の古文書館、博物館戦車研究者の協力を仰ぎ、写真、資料を袖手し本書を完成した。